1年生読み聞かせ、スタートしております♪

miyako

2014年05月27日 17:13


先週からやっと恒例の1年生読み聞かせボランティアがスタートしています。

1年生の教室に、毎週月曜日のお昼休みに絵本を読みに伺っているのですが、
これが始まるとなんだか心がピシッとします。


さて、今年もMさんと一緒に始めています。
先週・今週読んだ絵本からおススメを紹介しますね!


「どろぼうがっこう」(かこさとし 作・絵/偕成社)

かこさとしさんの大ベストセラー、「どろぼうがっこう」!
アラフォー世代には何とも懐かしいかこさとしさんの絵、古臭い(失礼)感じだけど面白い!

先生はくまさかとらえもん、いしがわごえもんをはじめとする泥棒たちが生徒です。
生徒と言っても絵はおじさんなんですよね~(笑)
泥棒の学校だから、宿題は「泥棒」。
なんともおバカさんな生徒たちはうまく課題をこなせません。
(まあ、うまく課題をこなしたら「どろぼう」なんでまずいんですけど)
そんな泥棒学校のみんなが遠足に行って、最後は…?

初版が1973年で、古いなぁと感じるかもしれませんが、
読んでいくうちに、大人も子どもも、かこさとしさんの絵と文章のとりこになってしまうこと間違いなし!

それから、この本を手に取ると思うのですが、
石川五右衛門、ネズミ小僧、、、私が子どもの頃は当たり前のようにみんなが知っていた
昔の大泥棒を、今の子どもたちは知らないんですよね。(まあ、私も詳しく知っているわけじゃないんですけど。)
こういう絵本でそれを知るって、大切だと思います。
(いや、しかし、石川五右衛門やネズミ小僧は、この絵本のようにおバカさんな泥棒じゃないんですけど、
その名前を聞いて、「泥棒」を指すという知識は大切だと思うのです。)



「さかさのこもりくん」(あきやまただし 作・絵/教育画劇)

こうもりのこどものこもりくん。
いつも逆さにぶら下がっているので、反対のことを言うのです。
「いっしょにあそぼう」と伝えたいのに、「いっしょにあそばない」と言っちゃうし、
「こっちにきて~」と伝えたいのに、「あっちいって~」と言っちゃうんです。
こんな感じだから、お友達と遊べないのですが、
反対のことを言っていると気が付いたくまさんと、お友達になって遊びます。

読んでいると、なんだかややこしいんですが、最後は反対の言葉ではなく、
正しい言葉で自分の気持ちを伝えるこもりくん。
(この反対の言葉じゃない言葉を伝えるために、こもりくんのとった行動に「おおっ!」と思いますよ!)
なんだか温かくて優しい気持ちになって本を閉じることができます(#^^#)

子どもたちは反対の言葉をいうこもりくんに大笑い。
あきやまただしさんらしい楽しくて笑っちゃう絵、子どもたちのツボを押さえています。
最後のこもりくんの行動があるからこそ、
ただのお笑い絵本じゃない温かさを感じることができると思います。


たくさんの子どもたちが集まって、先週も今週も大賑わいでした♪
今年度も1年生のお話に行けることに感謝♡
一年間、たくさんの本を子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。


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