絵本「番ねずみのヤカちゃん」ヤカちゃん、最高!!~絵本33冊目

こんばんは。
アトリエm*f(あとりえ えむえふ)主宰の横山宮子です。

読んでほしいおススメ絵本を集めた「私の絵本ベスト100冊」!
今回は33冊目のご紹介。
皆さんの絵本選びにお役に立てたらいいなぁと思います。

番ネズミのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
(リチャード・ウィルバー 作・松岡享子 訳・大社玲子 絵/福音館書店)

ドドさんの家に住むねずみ一家。
お母さんねずみと、四匹の子ねずみが住んでいます。
三匹の子ねずみは、おとなしくて静かな子たちなんですが、
四匹目は「やかましやのヤカちゃん」と呼ばれています。

文章が多いので、絵本というより読み物と言えるでしょう。
でも、でも、でも!!
めちゃめちゃ面白いんですよ、この本!!
声に出して読むことで、さらに面白さが倍増するんです(*´▽`*)

本に書いてある対象年齢は4歳から小学校初級向き。
声に出して読むと30分くらいかかるんですが、(←結構長い)
それでも、是非是非声に出して読んで、子どもと楽しんでほしいんです。
是非、大きな字は大きな声で、小さな字は小さな声で!!

途中、おかあさんねずみが、子ねずみたちに
気を付けなければいけないことを歌にして
(「ねずみとりのわなの歌」や「ねこの歌」)歌うのですが、
私はわざわざ歌にしないで、普通に読んでいます。
自分で適当に、なんとなく歌っぽく読んでもいいですし、
Youtubeなどを調べると、歌を教えてくれているページもあります。
そのあたりはご自分の好きな風に読んで構いませんよ(*´▽`*)

子どもたち、めちゃめちゃ楽しいお話、
読んでいて、自分も楽しくて笑えてきます。
子どもの心に寄り添って、一緒に楽しい時間を過ごしてください。
一緒に過ごす本の時間がこんなにも楽しいのかということを
実感できる素晴らしい本です。

…もちろん、自分で読んでも面白い本なので、
低学年、初めての読物としてプレゼントするのもおすすめですよ(*´▽`*)


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********今後のイベント&ワークショップの予定********
1月19日(金)手づくり絵本教室(第3回目)(竜王ドラゴンふれあいセンターさんとのコラボ企画!!)
1月22日(金)「うふふな筆文字教室」10:00-11:30(さんさん守山)
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1月26日(火)「筆文字をたのしもう!!」10:00-11:30(大津市和邇 蔵屋満)
         詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1220306.html



  
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2015年12月20日 Posted by miyako at 22:23Comments(0)おススメ♪児童書おススメ♪絵本

映画「ヒックとドラゴン2」♪

ブログでも度々紹介しているヒックとドラゴンの話題。
ヒクドラ愛炸裂の今日のブログ(笑)


ヒックとドラゴン2 [DVD]
昨年春に全米公開。
日本でいつ公開するのか?
公開のための署名活動にも参加。
しかし、叶わず、結局今年7月にDVDの発売が決定し、
やっと見ることができた、うれしいような、悲しいようなという次第であります。

「ヒックとドラゴン2」、最高でした(≧▽≦)
いろいろ話したいけど、ネタバレになるからやめます。

3も楽しみです。(製作は決まっています)
・・・が、2を劇場公開しなかったということは、3も…(涙)
あ、2が売れまくったら劇場公開するかもっ!!!
↑と、期待しましょう!!
ヒクドラファン、頑張りましょう!!
あの爽快感を、劇場で絶対感じたいのは、
全ヒクドラファンの願いのはず!

さあ、「ヒックとドラゴン」って何ってあなた!!
もうレンタル屋にレッツゴーです!!
1000円以下で販売もしています。
「ヒックとドラゴン」、ちょうど「トイ・ストーリー3」の公開と重なり、
いまいち興行収入が振るわなかったのですが、
最高です!!!!!
こんないい映画ありません。
これを見ずして、子どもと何を見る!!
実は、私の好きな映画ベスト3に入ります(笑)
小学生以上のお子さんをお持ちのご家族、絶対に楽しいと思います(≧▽≦)

ヒックとドラゴン スペシャル・エディション [DVD]
我が家はレンタルで借りてみて、あまりの面白さにDVDをゲット。
なんで映画館で見なかったんだと、ひどくがっかりしたものです。
繰り返し見まくって、
原作も子どもたち、大好きで。

原作は映画版と全然違う話ですが、最高です。
小学校中学年以降(特に男の子)に超おススメのシリーズ。
最終巻の発売が待ち遠しすぎます。

ヒックとドラゴン〈1〉伝説の怪物 (How to Train Your Dragon (Japanese))
こちらは第1巻。現在本編11巻まで発売中。
他に、外伝、ドラゴン図鑑、ヒーロー手帳も♪
ヒーロー手帳は、先日発売のヒックとドラゴンシリーズ最新巻。
さっそく注文する我が家でございます。

ヒックとドラゴン ヒーロー手帳

それにしても、ドリームワークス、もうちょっと頑張ってほしいです。
ペンギンズの映画も今年日本公開のはずだったのに、
(我が家ではヒックとドラゴン2と共に、何年も前からめちゃめちゃ楽しみにしていたのに!)
気がついたら、いつの間にか公開予定から外れてるっっっ!!!!!
頼むよ~~~!!!

20150720筆文字愛をも
筆文字。
「ニーチェの言葉」より。
全てが学びですね。

***色付けやお楽しみもある「うふふな筆文字教室」は、
次回7月26日金曜日、時間は10:00-11:30。
守山市役所前の「さんさん守山」で開催です♪
夏休みに入ります。小学生以上のお子さんもぜひどうぞ~!
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前回の様子&詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1165080.html

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7月24日(金) 「うふふな筆文字教室」(さんさん守山)10:00-11:30
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7月28日(火) 世界に一冊!カンタン絵本作り(あまが池プラザ)
           大人気御礼!!午後の部も開催します。年に1度の特別企画です。
           詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1171509.html


  
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初めてのコミックに「タンタンの冒険旅行」シリーズ♪

今朝テレビを見ていたら、
ユニクロのUTのCMが流れ。
なんと「タンタン」のTシャツが売っているというじゃないですかっっっ!!!!!

金曜日のユニクロのチラシには載っていなかったのにっ!!
お店のオープンと同時に電話して、販売しているのを確認して
超特急でゲットゲットゲット!!してきました。

20150419
いったい何枚買ったんだ(笑)
はい、一人2枚、家族4人分、合計8枚。

・・・我が家はみんな、タンタンの大ファンでございます。
「タンタンって何?」という、そこのあなた!


なぞのユニコーン号 (タンタンの冒険)
(エルジェ作・川口恵子 訳/福音館書店)

ベルギーの作家エルジェさんの描いた、少年記者タンタンの冒険物語です。
1929年から新聞で連載された漫画で、日本の漫画とは一味違う、
アメコミともまた全然違う、素晴らしく面白いコミックです!!!
世界25か国以上で翻訳され、日本では福音館書店がオールカラーの絵本の装丁で販売されています。

ヨーロッパの雰囲気たっぷりで、タンタンの冒険が描かれますが、
本当に面白い!!
我が家では、息子が低学年の時からハマり始め、
穴が開くほど読みました(#^.^#)
勘弁してというほど、読み聞かせさせられました(笑)

タンタンシリーズは、福音館書店から24巻出ています。

この「なぞのユニコーン号」はスピルバーグ監督で2011年に映画化されているので、
知っている方もいるのではないでしょうか?
ユニコーン号の続きの話が

レッド・ラッカムの宝 (タンタンの冒険)

息子が一番好きなお話は


娘と私の一番のお気に入りは


いやあ、本当に面白いです。

日本の漫画に慣れていると、
なんか読みにくいな、と最初違和感を感じると思います。(私自身そうでした)
読むのにちょっとパワーがいる感じ。
が、読んでいくと、この面白さ、この美しさ、このエスプリ、このユーモア!!
虜になること間違いなし!

男の子だったら、タンタンの活躍は絶対面白いと思います。

低学年だとちょっと読むのが大変なので、
おうちの方が読む必要があるかもしれません(;^ω^)
(そういえば、娘は低学年の時から一人で読んでましたが)
中学年以降なら、一人で読めますよ~。

息子のお気に入りのキャラはやっぱりタンタン♪
娘はタンタンの相棒、犬のスノーウィ♪
私はハドック船長♪(笑)

ちなみに。
息子くんが生まれて初めて興味を持った外国がベルギーだったのは
このタンタンのせいです。
小4の時、好きな外国について調べるという課題に
一人「ベルギーについて調べたい」と言っても、誰も賛同してくれなかったと話していました(笑)

アニメ版もあり、レンタル屋さんで借りられると思います。
我が家ではDVDをレンタルして全巻見ました(笑)
もちろん、スピルバーグの映画も映画館で観ました(笑)
京都にあるタンタンショップも当然行きました(笑)
私のカバンはサメマリン号です(*´▽`*)
…と、筋金入りのタンタンファンの我が家でございます。

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         満員御礼♡
5月10日(日) 癒しの広場 ~ココロとカラダのわくわくイベント~(大津パルコ)
5月22日(金) うふふ♡な筆文字教室(さんさん守山)
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6月19日(金) 女子力up↑↑↑セミナー「大人女子の工作教室~Let's make♡ハガキホルダー~」(守山・青空保育まつぼっくり)
          詳細後日





  
タグ :絵本小学生
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2015年04月19日 Posted by miyako at 21:53Comments(0)読み聞かせおススメ♪児童書おススメ♪絵本

子どもと読書~マンガと本と

私、絵本を描いたり読んだりして、
子どものために「本」を通じて活動しています。
全ては、子どもの成長のため、子どもの豊かな人生のため。

そんな私なんで、
マンガなんか読まないだろう
ゲームなんかしないだろう
と思われるかもしれませんが、
カミングアウトしちゃいます。

大好きです。
マンガもゲームもアニメも大好きです!
・・・あー言っちゃった。(しかも字、デカっ!)

学生時代はゲームとマンガにハマって、
部屋中マンガだらけになったことがあります。
社会人の時は仕事から帰ると、プレステを延々とプレイしてストレス発散するとか、、、
そんなこともありました(^^;

楽しかったけど、非常に不健康で非生産的な日々だったと、今なら思えます。

ゲームとマンガとアニメの話を一緒にするとややこしいので、
今回はマンガと本の関係についてお話しようと思います。

さて、マンガ大好きな私ですが、
わざわざ積極的に子どもに与えようとは思いません。

自分だけ楽しんでおいて、子どもには読ませないつもりなのか?
そういう意味ではありません。

日本のマンガは世界に誇る素晴らしいもの!
本当にいいマンガありますから。
絶対子どもに読ませたいマンガとかあるし(*^-^*)
(実家の本棚にしまってあります(笑))

でも、なぜ?

それは、単純な理由です。
だって、マンガの方が読みやすいから。
さくさく読めちゃうでしょ。

本に慣れる前に、マンガに慣れ過ぎてしまうと、本が読めなくなっちゃう。
本の方が、文字をたくさん読んで、頭でいろいろと想像しなくちゃいけないから、
読むの大変ですもの。

本も読める人になってほしいから、わざわざ積極的にマンガを与えない。
単にそんな理由です。

本を読める人は、マンガをたくさん読んでも、本の世界に帰ってくることができる。
でも、マンガしか読んでいない人は、本を読むことは難しい。
だって、
何度もお話していますが、「本を読む」ことは「技術」の一つですから。

マンガ読んでもいいんです。
でも、同じくらい本も楽しんでほしいな、と思います。

・・・ちなみに。
マンガを読むことも実は「技術」の一つなんだと最近気が付きました。
知っている人で、マンガを全く読まない人がいます。
読まないというより「読めない」んだそうです。
どのコマを読んでいいのかわからなくなるし、
コミックスが何巻も続くようなものは話が分からなくなるそうです。
ちなみに小説も同じような理由で読めないそうです。
「読むこと」は、本当に「技術」だなぁとあらためて思ったエピソードです。

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子どもと読書~絵本から本へ(その1)→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1129846.html
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2015年03月29日 Posted by miyako at 23:24Comments(0)子どもとの日々おススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(おまけ)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ、
前回、低学年編最終回ってお話したんですが、低学年編のおまけです。
超超!!おススメ児童書、もう1冊ご紹介させてくださいっ!


番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
(リチャード・ウィルバー作/松岡享子 訳/大社玲子 絵/福音館書店)

ドドさんの家に住んでいる、ねずみのヤカちゃん一家。
タイトルにある「番(ばん)ねずみ」、一体なんだろう?
それに「ヤカちゃん」って変な名前~。

それは、この本を読めばすぐわかります。

本当に面白いんですよ~~~(≧▽≦)
声に出して読んでほしい!!
絶対もう絶対!!

私をはじめ、我が家の子どもたちも大大大好きなこの本。
寝る前に、お子さんに是非是非是非!!!読んでみてください。

お話も面白くて子どもは夢中になりますし、
言葉のリズムがよくて、読み手もとても読みやすい。

しかし、ちょっと長いです。読むと1時間くらいかかります。
でも、それを押しても、声に出して読む価値がありますよ!!


私がこの本を知ったのはもともとは
「おはなしのろうそく」(東京子ども図書館)がきっかけ。

「おはなしのろうそく」は、
「幼児から小学校中・高学年までたのしめる日本や外国の昔話、
創作、わらべうた、指遊びなどを数編ずつ収録。
いずれも実際に子どもたちに語った経験をもとに編集しています。」
(東京子ども図書館HPから引用)

そうなんです、こどもへの語りの現場で「これはおもしろい」というお話を厳選して
まとめた本なんです。

で、そこに載っていた「番ねずみのヤカちゃん」。
我が家では、「おはなしのろうそく」で読んでいました。
が!!
ハードカバーの一冊の本になっていると知り、
これはゲットせねば!!と手に入れた一冊です(*´▽`*)

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2015年03月25日 Posted by miyako at 21:30Comments(0)読み聞かせ子どもとの日々おススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(その7)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ、
今日は第7回目、低学年編最終回です(*´▽`*)

そもそも「絵本を子どもに声を出して読む」ということは
「子どもに息を与える」ということ。
声に出すという行為で、
「息を与えている」のです。
「息」はすなわち、「命」であり「生きること」。

観念的な感じではありますが、
でも。

子どもとの毎日の会話。
子どもとの毎日のやりとり。
それは、
子どもを育ててるってこと。
毎日の生活で、子どもに息を与えているっていうこと。

「本を読む」ということは、それと同じ。

子どもは本を身近な人に読んでもらうことで、
その人から、その命をもらっているのです。

「読む」という行為は、与えるだけの関係ではなく、
大人もたくさんのものをもらっています。
その話をするとまた長くなるんで、またそのうちに。

話を戻しましょう。

読み手との時間を共に過ごし、
その時間が子どもに息を与えるのだから、
どうせ読むのなら、
「本を読まなくちゃ」とか「読まねばならない」とかの義務感とか、
「仕方ないから読む」「めんどくさいなぁ」じゃなく。

「子どもと楽しんじゃおう」!!
そんな気持ちで読んでもらえたらなぁと思うのです。

子どもは読み手の心を丸ごと感じ取るのですから。

長い本を
丸ごと1冊読む必要はありません。
長い本なら1章だけでも構いません。
今日はお休みでもいいんです。

前回息子の話をして
「そんなメンドクサイの~?」「そこまでしないと本読んでくれないの~?」(ゲンナリ)
と思われるかもしれないですが、
たいていは、こんなに頑張らなくても、自分で読めるようになってくれます(笑)
息子の例は、本当に極端ですから(笑)
(ちなみに息子の場合はこの苦労はまだまだ続きました)

しかし、下の娘はほとんど苦労してないです。
勝手に本を読み始めてくれました(*´▽`*)

子どもの個性もあるんです。
第1回目に
「本を読む」というのは技術だとお話ししました。

そう。
運動が得意な子はサッカーや野球がすぐに上手にできるますよね。
でも一生懸命練習して、上手になる人もいますよね。
本を読むことに関しても、やっぱり同じ。
スムーズに本を読めるようになる子どももいるけど、
大人のちょっとしたお手伝いがいる子どももいるってことです。

子どもは
大海原に出た小舟のようなものです。
それまで、
大人が読んでくれた絵本の世界を楽しんでいたのに、
1年生になった途端に
「ほら、もうできるでしょ」
と、いきなりたくさんの本の海に投げ出されたらどうでしょう?

ちょっとづつでも舟をこぎだせる子もいるでしょう。
器用な子は風を読んだりしてどんどん進んでいけるでしょう。
でも、どうしたらいいのかわからない子もいる。

そんな時、
「こんな本が面白いよ」
「ちょっと一緒に読んでみようか」
そんなふうにコンパスの代わりになったり、
漕ぎ方を教えてあげる大人がいれば、
その子の航海はスムーズに進むことができる。

そういうことです。

本を読まなくても生きてはいけますが、
本を読むことのできる人生のほうが、
ずっと豊かな人生を送ることができます。

子どもに本を読む意味の、一番の大きな目的はそんなところにあるのかな、
と思っています。


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2015年03月22日 Posted by miyako at 21:38Comments(0)読み聞かせおススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(その5)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ、
今日は第5回目。

前回から「アニメに似た刺激」の少ない「子どもに優しい」おススメの本を
ご紹介していますが、今回もそんな本からの超おすすめ!(≧▽≦)

それは「へんてこもり」シリーズ!!
1年生くらいなら一人で読める楽しいおはなしです。
めっちゃ面白いんで、年長児さんママだったら是非読んであげてほしい(*´▽`*)

我が家の場合は下の娘が年長の時、
先生が園で読んでくださったのがきっかけで
シリーズを私が読み聞かせたり、
娘は小学生になってから自分で読み返していました。

たかどのほうこさん作絵の傑作童話♪
そらいろ幼稚園の裏にある小さな森、通称「へんてこもり」。
主人公の仲良し4人組がこの「へんてこもり」でいつもへんてこな体験をします。

現在シリーズ5冊出ています。
第1巻

へんてこもりにいこうよ (おはなしカーニバル 10)

第2巻

へんてこもりのコドロボー (おはなしカーニバル)

第3巻

へんてこもりのなまえもん (へんてこもりのはなし 3)

第4巻

へんてこもりのきまぐれろ (へんてこもりのはなし)

第5巻

へんてこもりのまるぼつぼ (へんてこもりのはなし)

私は個人的に「なまえもん」「きまぐれろ」が好きです(*´▽`*)
5巻出ていますが、順番に読まなくても十分楽しめますよ♪

たかどのほうこさん、絵本では

この「つんつくせんせい」シリーズが面白いです。(この本以外にもあります)
長いお話が楽しめるようになった子どもに是非♪
「へんてこもり」も「つんつくせんせい」シリーズと似たおもしろさがあります。
…ていうか、作者が同じだから当然ですね(笑)



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2015年03月20日 Posted by miyako at 23:39Comments(0)子どもとの日々おススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(その4)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ、
今回は4回目。

絵本から本へのファーストステップに
ゾロリシリーズやマジックツリーハウスシリーズをお勧めしました。

この2シリーズはイマドキの子どもに大人気の「イマドキ」のシリーズ。
イマドキの子ども向けの、「アニメのような刺激」があって、
本が苦手な子どもでも楽しくておすすめの本。

今回は、いわゆる「イマドキの本」でないもののおススメをご紹介いたします。


エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)
年長児の頃、園の先生が読む定番中の定番ですよね♪
もう一度自分で読み返すと、新鮮な面白さを感じられると思います。


エルマーとりゅう (世界傑作童話シリーズ)
↑エルマーの冒険の続編。
↓こちらはエルマーシリーズ第3巻目。

エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)
私、個人的には3巻が面白かったです。
我が家では息子・娘は「どれもおもしろい」「1がいちばんおもしろい」と言っていました(笑)

こちらも定番中の定番↓

おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)
これも園で読んでもらったという子どもたちが多いんじゃないでしょうか?
ワクワクドキドキ、おしいれは秘密の空間♪

さてさて、
「エルマー」と「おしいれのぼうけん」をご紹介しましたが。
「イマドキ」の本と、昔からのベストセラーの違いがあるんです。

イマドキの本って、ものすごく読みやすい。
さくさく読めちゃう。
比べてエルマーは、ゆっくりシお話が進む感じなんです。

それは、今の本って
とってもスピーディにお話が進むんですよね。
なんでかっていうと、人の「会話」によってお話が進むんです。

対して、昔の本は
「様子」「情景」など、「会話」以外でお話が進みます。
だから、なんだかスローペース。
とはいえ、低学年向けのお話はそれでも、結構スピーディに感じますが。

だから、エルマーなどを読むときは
是非最初の導入はお家の人に読んでほしいと思います。
ゾロリやマジツリでも、「最初は読んであげてね」と書きましたが、
これらの本はなおさらです。

アニメってやっぱり子どもって大好きだし、
アニメになれている今の子どもは、こうしたゆっくり進む話って、
やっぱりちょっと刺激も少ないしとっつきにくい。
でも、読んでみるとその面白さは、
アニメとは違った面白い魅力を放っています。
それに気が付くと、「わ、こんなおもしろい世界もあるんだ」って、
本の世界が広がると思うんです。

次回以降も、「アニメに似た刺激」の少ない「子どもに優しい」おススメの本を
ご紹介していきますね(*´▽`*)

☆バックナンバー
子どもと読書~絵本から本へ(その1)→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1129846.html
子どもと読書~絵本から本へ(その2)→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1130242.html
子どもと読書~絵本から本へ(その3)→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1131230.html


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2015年03月16日 Posted by miyako at 21:28Comments(0)読み聞かせ子どもとの日々おススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(その3)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ、
今日は3回目。

小学生ママから「絵本は読んだけど、次何読んだらいい?」
「ちっとも本を読まないのよ、おススメはない?」
とよく聞かれるので、書きはじめたこのシリーズ。
書きはじめてから、そもそも絵本を何で読むのか?
という根本の大事な話をしていなかったことに気付き(^^;
まずはその話が大事じゃん!と今さら思ったのですが、
途中でやめるのも、よけいややこしくなりそうなので、
その「根本」の話は、このシリーズが終わってからにします。

さてさて、前回「子どもと読書~絵本から本へ(その2)
http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1130242.html」では
ファーストステップにゾロリシリーズをお勧めしました。

「ゾロリは読んだけど、そのあとが続かない」という声を本当によく聞きます。
そうなんですよね。
ゾロリ、笑えるし面白いし、絵もいっぱいだし。

そのあとに絶対読んでほしいのが
マジックツリーハウスシリーズ!!!!!
ゾロリはちょっと・・・という大人びた女の子にも超おすすめ!
ハマること間違いなし!!

大人気シリーズ、現在37巻まで出ていますし、2012年に映画化もされました。

本が大好きなお兄ちゃんのジャックと、
冒険好きな妹のアニーが、
森のツリーハウスからタイムスリップして、いろいろな世界を旅する物語。

低学年でもサクサク読める分量。
特にシリーズの最初の方は
1冊に2話づつで短く、ジャックとアニーのコンビが最高で
読みやすい♪
後半の方は1冊に1話づつになり、長くなりますが、それでもやっぱり面白い♪

大きなストーリーとしてはつながっているので、順番に読んだ方が大筋がわかっていいのですが、
基本的に1話完結なので、どこから読んでも大丈夫。
旅する場所によっていろんな世界が楽しめるので、
好きなタイトルから読むのも楽しいですよ。

本の表紙カバーにはジャックとアニーの着せ替え人形が付いていて、
(しかも服がその巻のおはなしに関連した服なんです♪)
楽しいです。
途中から、毎回ポスターが付いているのもファンとしてはうれしいです♡
絵もきれいだし(#^.^#)
モーガン・ルー・フェイがともかく素敵すぎ♡
初登場シーンはホントかっこいい♪

男の子でも女の子でも、性別を問わず楽しめるっていうのもいいですよね。

我が子たちも「マジックツリーハウス」シリーズはたくさん読みました。
低学年の時は本当にお世話になりました(≧▽≦)
娘(小4)は今でも最新刊を必ずチェックして読んでいます。

そうそう、前回のブログにも書きましたが、
本を読まない子どもに「はいどうぞ」って、渡すだけじゃダメ。
(読む子はいいんですよ。勝手に読んでくれるんで(笑))
やっぱり最初は一緒に声を出して読んであげてください。
寝る前に1章だけ読んであげると、次の日、
続きが気になるので、勝手に読み始めますよ~(*^▽^*)

ps
そういえば、娘には幼稚園の時からマジックツリーハウスを読み聞かせていたように思います。
初期の頃のシリーズは、楽しめると思います~。
(全部声出して読んだ記憶があります(笑))

[上製版]マジック・ツリーハウス1 恐竜の谷の大冒険
マジックツリーハウスシリーズの記念すべき第1巻。
恐竜の話にドキドキです!4月に上製本が出るようです。

[上製版]マジック・ツリーハウス2 女王フュテピのなぞ
初期の作品の息子&娘のお気に入りはエジプトのおはなし♪


南極のペンギン王国―マジック・ツリーハウス〈26〉 (マジック・ツリーハウス 26)」は
長い話になってからの、息子と娘のお気に入り♪ペンギンがかわいすぎる♡




マジック・ツリーハウス 9 タイタニック号の悲劇
息子の一番のお気に入りだったのはタイタニック号。


マジック・ツリーハウス 15 ドラゴンと魔法の水」は娘のお気に入り♪


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2015年03月12日 Posted by miyako at 23:03Comments(0)読み聞かせ子どもとの日々おススメ♪児童書

子どもと読書~絵本から本へ(その2)

子どもと読書をテーマに
「絵本から一人でできる読書」へのスムーズな移行を考えるシリーズ(?!)
今日は2回目。
↑こうやって書くとなんか堅いですね。

早い話、
「本を読んでほしいんだけどー!
マンガじゃゲームじゃなくってさー!」
についての考えてみようということです。
↑うわ、砕けすぎ(笑)

幼児の頃は、園で先生が読み聞かせをしてくださったり、
お家の方も熱心に読まれるので、
本(絵本)が好きなお子さんも多いと思います。

というか、このころの子どもたちは、どの子もお話が大好きなんです。
まっすぐで純真な子どもたち。
おはなしの世界・想像の世界に、
す~っと入っていける素晴らしい時代なんですよね。

この時代、子どもにたくさんの読書の種をまいておく(=絵本を読む)ことが
大切なんじゃないかな~と思います。
とはいえ、わたし自身子どもの時、母親に絵本を読んでもらった記憶がありません。
なんで、一概に言えませんね~(^^;
まあ、この辺の話はまたそのうちに。

さて。
「小学生になったらあんまり読まないのよ」
というママの声をよく耳にします。
「ゾロリは読んだんだけど、そのあとが続かないわ」
こちらもよく耳にするパターン。

ゾロリ後を考えたいなぁと思うんですが、
その前にゾロリのおはなしを(*´▽`*)

「ゾロリ」とは、原ゆたかさん作の「かいけつゾロリ」シリーズ。
主に低学年向けの本で、ポプラ社から出版されています。
今は年に2冊(夏休み前・冬休み前)くらいに新刊が出ている大人気シリーズ。
映画化も何度かされていますし、アニメも放送されていました。

悪の王者をめざすゾロリなんですが、
なんだかんだで、結局「いいこと」しちゃう憎めないやつ。
挿絵もたくさんで、マンガ感覚で読めます。

なんといってもお話が面白いんです。

作者の原ゆたかさん自身が本の中によく登場して、
「このページはお家の人に見せないように」とか書いてあると
次のページには「おなら」や「ゲップ」(笑)
PTAのみなさまへのお詫びが書いてあったりして(笑)
下品ですが、低学年には大うけ(≧▽≦)

見開き絵があるようなページには、たくさんの仕掛けがあり
おはなしの本筋以外でも楽しめる工夫がいっぱい。

そもそも、原ゆたかさんがゾロリシリーズを書きはじめたきっかけが
他の作家さんの挿絵を描いているときに
「こうしたらもっとおもしろいのに」と意見してばかりいて、
「そんなに言うなら自分でお話を書いてみたら」と言われて始まったのが
ゾロリなんだそうです。

そんなわけで、子どもへのサービス精神が満載♪

下品だけど、でも、なんだかんだで「いいこと」しちゃう。
笑えて、ほろりと心が温まる話もあり。

なんとなく映画「クレヨンしんちゃん」に通じるものがあるなぁなんて思ってしまう私です。
映画の「クレしん」は笑えるけど、家族愛にあふれためっちゃいい話だったりしますもんね。

そんなわけ(どんなわけ?)で
いろんな意見はあると思いますが、
「ゾロリ」は本にはあまり興味なーいという子どもたちでも初めて読む本にぴったりです♪

あ、そうそう、最初はお家の方が声を出して読んであげるのがいいですよ。
一度に読もうとすると、1時間以上はかかるので、
何日かに分けて読んでもいいですし。
でも、自分も面白くて先が気になるので読みたくなって、
子どもが楽しそうに見て聞いているのが楽しくて、私は一気に子どもに読んでしまいました。
大変ですが、おもしろいと分かったら子ども一人で読めるようになりますよ~(*´▽`*)

あと、ゾロリシリーズ、初期の作品の方がお話が比較的シンプルで
分かりやすいです~。

20150309
↑・・・ところで、ゾロリの本といえば、「おまけ」が付くことが多いです。
写真以外にも消しゴムやマスク、フィギアなど、我が家にはたくさんのおまけがあります(笑)
しかも、息子も娘も「おまけがほしい」という理由で、2冊同じ本を買わされたことがあります(苦笑)



↑こちらは2014年12月発売の最新刊♪


↑ゾロリの初の映画の原作。映画版も面白いですが、原作のほうがずっとおもしろいと思うのは私だけ?


↑この話を子どもと読んだときは衝撃?!でした。面白すぎる!この発想!!このページ!!脱帽です。
ゾロリは表紙カバーと本体の表紙・裏表紙にも違いがありますが、この本が一番笑えました(≧▽≦)
ちなみに、うちの娘が一番好きなゾロリシリーズはこの話だそうです。


↑これ、私が好きな話(笑)
余談ですが「空想科学読本」(柳田 理科雄・著/メディアファクトリー)にも
この話に出てきたことが可能か?という話がありました(笑)


↑これも私が好きな話。親子愛です♡

こんなに楽しい「ゾロリ」の後に、一体何読んだらいいの?
「ゾロリ」は子どもっぽすぎて読めない~という女の子はどうする?
…次回に続きまーす♪

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2015年03月09日 Posted by miyako at 23:30Comments(0)読み聞かせ子どもとの日々おススメ♪児童書