絵本「悲しい本」まさに大人のための絵本!!~見てみてこの絵本♪その3
こんばんは。
アトリエm*f(あとりえ えむえふ)主宰の横山宮子です。
「私の絵本ベスト100冊」と題して
「これは絶対読んでほしい!!」という絵本を紹介していますが
その「ベスト100冊」ではないけれど、
「なにこれ、めっちゃおもしろいやん、この絵本!!」
「見てみて、いい本見つけちゃった!!」とか
と言ったおすすめ絵本、いっぱいあります。
ということで、
「ベスト100冊」とは別に、
「見てみて、この絵本♪」と題して紹介しています(*´▽`*)
久々に今回ご紹介♪
みなさんの絵本選びのお役に立てたらいいな。
悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)
(マイケル・ローゼン 作・クェンティン・ブレイク 絵・谷川俊太郎 訳/あかね書房)
年末も押し迫っているのに、「悲しい本」だなんてセレクト、
「どーゆーこと?」と言われそうですが、この本に出合ってしまって、
心が揺さぶられまくり!!!シェアせずにはいられない!!ということで、
紹介させていただきますm(__)m
「これは悲しんでいる私だ。
この絵では、幸せそうに見えるかもしれない。
じつは、悲しいのだが、幸せなふりをしているのだ。
悲しく見えると、ひとに好かれないのではないかと思って
そうしているのだ。」
とはじまるこの絵本。
(この書き出しから心を鷲掴みにされてしまうのですが)
主人公の「私」はおじさん。
息子のエディーを亡くしてしまった「私」が主人公です。
こんな風に「失った悲しみ」をすくい取る絵本があるなんて・・・!!!
大切な子どもの死を扱っていますが、
なにか大切な人やものを失った気持ちや
自分ではどうすることもできないとてつもない悲しみ。
生きていれば、どんな人でも、大小さまざまではあるでしょうが、
いろいろな悲しみがやってきて、共に過ごすこともあるでしょう。
それらすべての悲しみをすくい取る。
「誰にも、なにも話したくないときもある。
誰にも。どんな人にも。誰ひとり。
ひとりで考えたい。
私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。」
と作中で語られます。
絵本の中では、
悲しみに暮れる日々を、大切な思い出を、描き出しています。
心に響き響き響き・・・・涙がこぼれます。
最後はロウソクの灯。
これは希望の灯、、、?
あたたかそうなロウソクの灯、、、。
訳者の谷川俊太郎さんは
「ロウソクの光は、悲しみの闇にひそむ明日へとむかう道を照らしだす」
と語っています。
悲しみを感じることは生きているということ。
「悲しい本」ではありますが、読んだ後にあたたかい光を感じます。
まさに大人のための絵本。
誰かを失った方はもちろんのこと、
大切なペットを失った方や、
深い悲しみにとらわれたことがある方にも、
もちろん、
そんな体験をしたことがない方でも、
すべての大人に中学生、高校生に。
高学年以上でも、何かニュアンスを感じ取ることができると思います。
是非是非是非、ご一読を!
谷川俊太郎さんの文章はやっぱり素晴らしい。
心に届きます。
クェンティン・ブレイクさんの絵も素晴らしいです!
にほんブログ村
参加しています。クリックしてくださると、とってもとっても励みになります。
ありがとうございます(*^▽^*)
********今後のイベント&ワークショップの予定********
1月19日(金)手づくり絵本教室(第3回目)(竜王ドラゴンふれあいセンターさんとのコラボ企画!!)
1月22日(金)「うふふな筆文字教室」10:00-11:30(さんさん守山)
前回の様子&詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1212442.html
1月26日(火)「筆文字をたのしもう!!」10:00-11:30(大津市和邇 蔵屋満)
詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1220306.html
アトリエm*f(あとりえ えむえふ)主宰の横山宮子です。
「私の絵本ベスト100冊」と題して
「これは絶対読んでほしい!!」という絵本を紹介していますが
その「ベスト100冊」ではないけれど、
「なにこれ、めっちゃおもしろいやん、この絵本!!」
「見てみて、いい本見つけちゃった!!」とか
と言ったおすすめ絵本、いっぱいあります。
ということで、
「ベスト100冊」とは別に、
「見てみて、この絵本♪」と題して紹介しています(*´▽`*)
久々に今回ご紹介♪
みなさんの絵本選びのお役に立てたらいいな。
悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)
(マイケル・ローゼン 作・クェンティン・ブレイク 絵・谷川俊太郎 訳/あかね書房)
年末も押し迫っているのに、「悲しい本」だなんてセレクト、
「どーゆーこと?」と言われそうですが、この本に出合ってしまって、
心が揺さぶられまくり!!!シェアせずにはいられない!!ということで、
紹介させていただきますm(__)m
「これは悲しんでいる私だ。
この絵では、幸せそうに見えるかもしれない。
じつは、悲しいのだが、幸せなふりをしているのだ。
悲しく見えると、ひとに好かれないのではないかと思って
そうしているのだ。」
とはじまるこの絵本。
(この書き出しから心を鷲掴みにされてしまうのですが)
主人公の「私」はおじさん。
息子のエディーを亡くしてしまった「私」が主人公です。
こんな風に「失った悲しみ」をすくい取る絵本があるなんて・・・!!!
大切な子どもの死を扱っていますが、
なにか大切な人やものを失った気持ちや
自分ではどうすることもできないとてつもない悲しみ。
生きていれば、どんな人でも、大小さまざまではあるでしょうが、
いろいろな悲しみがやってきて、共に過ごすこともあるでしょう。
それらすべての悲しみをすくい取る。
「誰にも、なにも話したくないときもある。
誰にも。どんな人にも。誰ひとり。
ひとりで考えたい。
私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。」
と作中で語られます。
絵本の中では、
悲しみに暮れる日々を、大切な思い出を、描き出しています。
心に響き響き響き・・・・涙がこぼれます。
最後はロウソクの灯。
これは希望の灯、、、?
あたたかそうなロウソクの灯、、、。
訳者の谷川俊太郎さんは
「ロウソクの光は、悲しみの闇にひそむ明日へとむかう道を照らしだす」
と語っています。
悲しみを感じることは生きているということ。
「悲しい本」ではありますが、読んだ後にあたたかい光を感じます。
まさに大人のための絵本。
誰かを失った方はもちろんのこと、
大切なペットを失った方や、
深い悲しみにとらわれたことがある方にも、
もちろん、
そんな体験をしたことがない方でも、
すべての大人に中学生、高校生に。
高学年以上でも、何かニュアンスを感じ取ることができると思います。
是非是非是非、ご一読を!
谷川俊太郎さんの文章はやっぱり素晴らしい。
心に届きます。
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1月26日(火)「筆文字をたのしもう!!」10:00-11:30(大津市和邇 蔵屋満)
詳しくは→http://mtwinklef.shiga-saku.net/e1220306.html
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